









カイラ君
官能の世界が動きと共に少しずつ広がり始める 🌠その刺激に支配され、抗えない快楽に包まれる 💓ほんまにあかん。心臓に悪いわ。
「――いいか、今更どこにも逃がすと思うな」
誘拐されてしまったシンが目を覚ますと、ゼオが目の前にいた。
「もう家に帰る時間だ」という言葉に、シンは思わずゼオに泣いて縋ってしまう。
一通りシンをあやしつけたゼオは、帰る前にひとつ用事があると言うのだが……。
人殺しの暴君ウサギ「ゼオ」と臆病なキツネの青年「シン」を主人公にしたシリーズ、「忘却街の人殺したち」第12弾。
表紙2P+本文32P。